2017年2月22日水曜日

ジゴニシア  Zygonisia

地元JAで野菜を買ったついでに温室を覗いたら珍しいランがありました。温室はいつも赤・ピンク・朱・黄色・白などの色とりどりのランで目移りしますが、青花は胡蝶蘭のパンダくらいしか見たことありませんでした。

この花の変わっているところは花の色だけでなく、葉っぱが「葉ラン」そっくりで、まるで葉ランの株に花茎をわざと付けたような外観です。でも、根本はデンドロのようなバルブです。葉を見る限り、私でも育てやすそうだったし、値段が庶民的だったので買ってみました。

帰宅して調べたところ、やはり比較的栽培容易なだけでなく、水を好むランだそうで、これなら水やり大好きな私でも管理できそうです。温度は、冬は室内で最低5℃が必要だそうで、大実グアバよりも耐寒性がありそうです。

写真では赤味が出過ぎていますが、実物の花は紺色を思わせるような青と白です。鼻を近づけると、わずかにシンビジウムの花のような香りがします。

Zygonisia (Zygonisia Roquebrune × Aganisia cyanea)





気づいたら、うちの裏のフキノトウが開花直前になっていました。遅すぎのような気もしますが、せっかく出てきたので、さっそくフキ味噌にしました。フキ味噌としてでき上がったものは、あまり美しい写真ではないので掲載しませんが、コンブ出汁を多めに入れて作ると、とても美味しいです。


2017年2月16日木曜日

アスパラソバージュ  Asperge des Bois

来週月曜日(20日)の朝9時の締め切り予定で、ここ2週間ほど仕事で家に缶詰状態です。でも、タイガの朝夕の公園散歩だけはサボリません。

電話で話すといつもタイガのことを「ブサイ」という人がいるのですが。。。。。


この顔↓ を見たことないだろう!


甲斐犬子犬のカンタがやってきました。生後約半年ですが、見るたびに体がどんどん大きくなってきています。

タイガが棒きれを見つけて自慢し始めました。

カンタが棒を狙っています。
くれぇーっ!


 とうとう取り上げに成功。

 カメラをチラ見しながらも、棒を放そうとしません。

帰りしな、初めて見るポメに会いました。名前は「リラ」。何と、男の子だそうです。
しかも、生年月日がタイガよりも1日早いだけ。なので、ふたりとも今年の5月で4歳になります。

飼い主さんが笑った瞬間に、偶然、リラ君も笑顔になっていました。

カンタの飼い主さんからの、いただきもの。中身はチロルチョコレートだそうですが、もったいないので、今の仕事を納入した後で、コーヒーでもすすりながら食べる予定です。(チョコレートは犬にとっては毒物なので、私が独り占めです。)



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で、本題のアスパラソバージュはこれ。仕事のストレス解消に通販カタログを見ていて、これとピンク八重咲きのカスミ草をポチってしまいました。注文時の情報ではアスパラソバージュの方は2月末の配達ということだったので、ならば他の業者からのナツメ苗(!)と同時期でちょうど良い、と思っていたのに今日届きました。

ご丁寧に二重の箱詰めです。

中身は極小のビニールポットに入った苗2個だけ。


今のところ葉っぱの長さは8cmくらいしかありません。成長すると草丈が30-60cmになる、球根植物です。
Asperge des Bois (Ornithogale des Pyrénées)

ちなみに、日本ではこのような情報があります。
http://shoku-joho.com/jiten/?p=68



フランスのサイトで Asperge Sauvage(アスペルジュソバージュ)で検索すると、本物の野生のアスパラガスが出てくるので、Asperge des Bois (森のアスパラガス)の方がより適していると思います。

野良アスパラガスもこの「森のアスパラガス」もユリ科ですが、森のアスパラガスの方はオルニソガラム属で、この属の花は園芸の球根植物でよくあります。
で、「森の」の花はこんな↓ 感じで、結構綺麗です。

(以下、写真の出典:https://www.aquaportail.com/fiche-plante-3506-ornithogalum-pyrenaicum.html

 mangées comme les asperges
Ornithogalum pyrenaicum


フランスでは別名の「ピレネー地方のオルニソガラム」のように、ピレネー山脈などの明るい雑木林に自生する山菜だそうですが、

Un champ d'asperges des bois, des aspergettes dans les bois :
Un champ d'asperges des bois


日本へは何と空輸で入ってきたものが高級フランスレストランへ供給されているそうです。食べる部分は、こんな感じで、花穂とその茎です。(おフランスのこんな高級食材が、うちなんぞで食卓に上るかどうか、世話してみないと分かりません。)

Ornithogalum pyrenaicum prêtes à être mangées :
Des asperges des bois Ornithogalum pyrenaicum prêtes à la consommation

2017年2月4日土曜日

公園で  At the park

ブログがすっかり甲斐犬カンタの成長記録のようになってしまいましたが、子犬はやっぱり可愛くて目が離せません。

早朝散歩の草地でカンタがタイガに近づいてきました。

Kai Ken puppy, Kanta, greets Taiga

タイガはお子ちゃまには興味がないので、カンタは自分サイズの子に目をつけました。
Kanta spots someone closer to his size

自分より1ヶ月月齢が下のチャンプ君です。ふたりは大の仲良しです。
Kanta picks on a Cairn Terrier, Champ

カンタの接近の仕方が積極的すぎたので、11歳コーギのラビちゃんに叱られましたが、次の瞬間にはチャンプと格闘開始。

以前はふたりとも同じような体格だったのが、カンタが大きくなってからはかなり有利になりました。

でも、カンタの去勢手術の効果がてきめんで、遊び方に攻撃性がなくたっただけでなく、
Before being neutered, Kanta used to be over-aggressive

最近は自分から仰向けに転がって小さなチャンプの相手をするようになりました。
Now he rolls on his back for his little friend

 だんだんお兄ちゃんっぽく振舞うようになりました。

それにしても、何でわざわざ皆の近くへ来て騒ぐのやら。勢いよく走ってきて人間の脚にぶつかると、膝関節にものすごくダメージを受けます。


今朝の冷え込みは体にきつかったので早々とお開きになり、タイガと私は上の方の林を散策してから帰りました。
 この林は野良ネコのTNR活動をしている友人が毎夕方エサやりをする場所なので、タイガはネコの臭いとりに夢中でした。

2017年1月28日土曜日

公園で  At the park

早朝散歩で甲斐犬子犬のカンタがやって来ました。現在、生後5か月ですが、こうやってタイガと並ぶとカメラのせいで大きさがほぼ同じに見えることがあります。カンタの体重は今12kgくらいだそうで、タイガの22kgよりずっと少ないので、カメラを通してではなく実際に見ると、親子ほどの体格の差があります。

5-m old puppy: Kanta (left), & Taiga (right), waiting for a treat


カンタの飼い主さんが出したおやつが待ちきれなくて、タイガが「伏せ」をしました。 日頃から私はタイガが興奮している状態だと食べ物を与えないので、よその人にもこうやって伏せをして落ち着いたことをアピールすることがあります。カンタは自分の横でひれ伏すタイガを茫然として見ていますが。

どちらかが落ち着いてももう一方が動きまわるので、ボケた写真しか撮れません。

またしてもタイガが伏せでアピール。

念押しでカンタの飼い主さんの脚にすがりついてしまいました。

両方とも落ち着いたところで、やっとおやつをもらえました。

タイガが何か見つけて振り回し始めました。
Taiga finds a glove

手袋が落ちていたようです。カンタに見せつけながら楽しそうに前を行くタイガ。
Taiga shows off

タイガがすることを真似したがりのカンタは狙っています。
Kanta wants it

カンタが飛びついた瞬間、タイガが咥えていた手袋が落ちて、
Taiga drops the glove


それを盗ったカンタをタイガが追いかけます。
A chase begins

必死で追いかけるタイガ。
"Catch me if you can!"

何とか追いつけそうになると、

身軽なカンタが引き離します。



散々走り回ったあと、

カンタが手袋を独り占め。
"It's mine!"

そのうちバリバリ噛んで食べそうになったので、飼い主さんが取り上げようとしたら、唸る、唸る。しつけとして私も加勢して地面にカンタの体を押さえつけたら、怒りの矛先を飼い主さんに向けて手を噛みました。そこで私が子猫のように首の後ろの皮をつかんで宙吊りにしてお終い。私は普段、タイガの8kg入りのフードの袋を持ち上げるのにさえ気合いをいれなければならないのに、今朝は12kgのカンタを片手で持ち上げたことになります。火事場の馬鹿力?



一息ついた頃に、朝の他のメンバーが到着しました。小型柴のゴンちゃんと、コーギのポーラちゃんに、

ポーラちゃんと一緒に飼われている甲斐犬ミックスのジャズ君と

ドーベルマンのエマちゃん。エマちゃんは超寒がりなのでジャケットを着ています。

エマちゃんとゴンちゃんは大の仲良しなので、顔を合わせるとじゃれ始めます。



 まるでドーベルマンに襲われているような光景ですが、ゴンちゃんは楽しくてしょうがない様子です。