2014年11月16日日曜日

ポーランドのクグロフ型  Polish Gugelhupf

前から欲しかった陶器製のクグロフ型をとうとうポチってしまいました。主な用途は、ババロアの成型です。ババロアは、金属製の型で作ると、金属と触れていた表面の味が気になるのに加え、最悪、金属と反応して一部変色することがあります。他に私が持っているババロアやゼリー用に使えそうなものと言ったら、パイレックス製の長方形や正円のガラス容器がありますが、こちらは気の利いた形にはなりません。

ということで、今日届いたのが写真↓ の左側。外径19cmだそうですが、前から使っているステンレス製の外径18cmのと、容量的にはほぼ同じに見えます。ポーランドのWIZA社が出している、「青いヒマワリ」シリーズのひとつです。


横から見るとこんな感じ。
Gugelhupf by WIZA in Poland

上から見ると、上薬を丁寧に塗ってあるのがわかります。

とても気に入った一品なので、冷菓のためだけに使い、オーブンウェアとして扱いません。また、ババロアなどで使わない普段は、のど飴でも入れてリビングの置物として扱います。クリスマスの時期には、殻付きの菓子クルミやヘーゼルナッツ、ブラジルナッツなどの入れ物にすれば、ムードの演出に一役買うかもしれませんね。(うちの地元スーパーでは、そのようなナッツは買えませんが。)



陶器製のは大事に横に置いておいて、ステンレス製のクグロフ型で菓子パンを作ることにしました。生地は、イタリアのパネトーネのレシピで、写真には入れ忘れましたが、大量のバターを使います。とてもベタつく生地なので、たまにしか作りません。

中にいれる具は、乾燥パイナップルとトマトにクルミです。トマトは「塩トマト」として売られているもので、実際に食べてみると塩気は感じられず、甘酸っぱくてとても美味しいです。チェリーは甘すぎるので、こちらの方を使っています。また、レーズンは、犬には食べさせられないので、タイガが来てからは使わなくなりました。

焼き上がりです。

完全に冷めたところで、粉砂糖を振りかけます。粉砂糖は、市販のはコーンスターチも入っているのであまり使いたくなく、今日は台所にあったグラニュー糖をブレンダーにかけて作りました。

イーストを使うので、2度の発酵に時間がかかりますが、その価値はあります。とても柔らかくて美味しいです。

2014年11月15日土曜日

今日の散歩  Taiga's coat colour in the sun

最近、ある人(姉)が、電話をかけてくるたびにタイガのことを「ブサイ」の連発です。
私は甲斐犬の全体が好きなので、顔の美形うんぬんについては何ら、感じません。そういうレベルの惚れ込みかたではないのですから。



ブサイ?(タイガ言) 



今日、昼ごはん前の散歩で行ったのは、小学校が夏休みの間、毎日水が流れていた近所の公園です。今は水を止めてあるので、カラカラです。

ここは水源で、浅い水たまりのあったところです。

最近、プチダイエットの効果で、お腹が少し引っ込みました。

甲斐犬の毛色は、光の具合によって様々に変わります。これ↓ は、タイガの背後から日が差しているところです。正午ですが、夕焼けの中のような色になります。

太陽に向かって立つと、こんな色になります。
タイガは完全室内飼いで、また、週一でシャンプーし、さらに毎日のブラッシングを欠かさないので、毛の量は外飼いの甲斐犬と比較にならないほど少ないです。また、蓑毛はペタッと背中に倒れていて、キラキラのサラサラです。

甲斐犬らしく、高いところに上るのが好きです。号令をかけると、何度も上り下りします。

帰り道で、甲斐犬の「ムック」と挨拶。ムックは、ロンゲ、かつ、十数歳になっても未だに虎柄が出ていないのですが、飼い主さんによると、「ロンゲの甲斐犬もあり」なのだそうです。ムックは去勢されていないオスなので、タイガが家の前を通るたびに飛んで来ます。

2014年11月9日日曜日

ユズのジャム  Yuzu jam

ユズジャムなのに、何で「ミカン」のカテゴリーに載せるのかというと、自分で成らせたユズではないからです。城北公園へのルートの一つに、この辺の元地主さんが自宅回りの広い敷地を一般人の散歩に供用していらっしゃるところがあり、その林を通って群の飼い主さんたちは毎朝公園へ行きます。今日、午後にタイガとその林を通ろうとしたら、ユズの大木の実を長いサオで収穫中で、採ったユズの小山を指さして「欲しいだけ持って行きなさい」と言われました。私はもの凄く嬉しかったのですが、初対面なこともあって、最大限遠慮して、3個だけ、有難くいただいて、公園へは行かずに引き返してきました。

3個とは言っても、大木になった本ユズなので立派なサイズで、ジャムにできそうな量でした。
さっそく、種を取り出してグツグツ煮てペクチンを抽出し、種を捨て、ブレンダーで撹拌した果肉に加えて煮たら、あっという間にジャムが出来上がりました。最大限ペクチンを利用できたので、沢山水を加えて煮ても固めのジャムになりました。香り高い、美味しいジャムです。
Yuzu jam



気温の低下とともに、ミカンの「佐世保温州」がヘタのところまで色づきました。
糖度がとても高いのが特徴の品種なので、期待を裏切らない結果が出るよう、せめて12月くらいまで収穫を待つ予定です。
Tangerine: Sasebo Unshu


去年は豊作だった「田口早生」は、今年はデコポンのような形をした実が2個着いているだけです。
普通なら、もう色づいているはずなので、今年の実は異常で、このまま成らせておいても不味いのしか取れないかもしれないです。
Tangerine: Taguchi Wase

早朝散歩 Early morning walk

今朝はどんよりと曇って肌寒く、11月下旬のような憂鬱な朝でした。
家の前の道路に面したところに植えてある菊が咲き始めています。この菊は、去年の秋に1本仕立ての大輪のを買ってきたものですが、地植えで野放図に育てています。こういうのが好きなのです。

 枝を剪定しないので、さすがに中輪の花になってしまいました。



寒さと曇空のせいか、今朝の城北公園は人影がまばら。

 ラジオ体操はこの↓ グラウンドで毎朝行われるのですが、最近、私はサボっています。体操が終わった後も、写真に写っている小グループの人たちが、敷物の上で屈伸運動を始めます。

けやき林はもうすぐ坊主になりそうなくらい落ち葉が進んでいました。落ち葉の季節、タイガは気が狂ったように地面や枯葉の臭いを嗅いで、掃除機のように顔を地面に這わせながら、のたうち歩きます。

 けやき林で出会ったトイプーの男の子。タイガは口に泡吹いて近寄って行くので、知らない飼い主さんたちに怖がられることがよくありますが、犬同士は大丈夫な相手かどうか、エネルギーで判断できるようです。

坂を上ったところの広場では、イチョウが綺麗に色づいていました。


遠くにお友達の「ひかり」ちゃんを発見。

私はひかりちゃんには、タイガを迎える何年も前から触らせてもらっています。

タイガは飼い主さんとまず挨拶。

次はひかりちゃんへ挨拶に行きますが、タイガはちょっと生意気な姿勢ですね。シッポがピンと立って、耳が前向き、かつ前足を精一杯伸ばして自分の背格好を大きく見せようとしている。

2014年11月4日火曜日

魔性の生き物 - 2  The enchanted kitten - 2

10月19日の記事で、マルコの近況をお知らせしましたが、再度、飼い主さんを紹介してくださった方から最近の写真が届きました。その方とマルコの飼い主さんご家族は近所なので、時々マルコを連れてきて見せて下さるそうです。

昨日のご来訪のときは、ワクチン注射を打ったあとだったせいか、いつもよりもおとなしかったそうです。獣医さんが、「性格がよくてかわいい猫ちゃん」と褒めてくれたそうです。

マルコのご家族は、「マルコのおかげで家の中が明るくなった」と喜んでくださっているそうです。
また、マルコの特徴である、前足の黒い模様について、「アームカバーしてるみたいで、働き者みたい」と、おっしゃるそうです。そう言われてみると、この写真↓ では、なんだか律儀そうに見えてきます。子猫って、反則的な可愛さがありますね。

The kitten found in the park is growing up fast
 
 

2014年11月3日月曜日

朝の公園で  Morning Walk in the Park

城北公園の「けやき広場」では、紅葉がほんの少し進んでいます。東京の気温は、夜と昼の寒暖の差が少なく暖かいので、落葉樹は本当の紅葉状態に至る前に落ち葉になってしまいます。モミジの「大盃」でさえ、茶色っぽいままで冬を迎えるので、東京で綺麗なモミジの紅葉は見たことありません。


タイガは公園へ来ると、他のワンちゃんを探してキョロキョロ。

タイガの変顔。ちょっと運動するだけで、すぐ口のまわりに泡を吹きます。
しかも、時々、ハイエナっぽい顔になります。(でも、ナショジオワイルドの番組によると、ハイエナは、DNA的に、犬よりはネコ科の動物に近いそうです。良かった!)


と、こそへボルゾイのエカテリーナ嬢(右)と、ポール君(左)がやって来ました。ポール君は、今年の6月に生後5か月だったので、まだ1歳にはなっていないはずですが、この数か月で体格が倍になっていました。オスなので、もうすぐエカテリーナ(8歳)よりも大きくなるでしょう。

タイガは大きさに圧倒されてビビリまくりでしたが、突然ポール君が興奮したので、さらに自分の存在を消そうと、私の後ろにいました。


今年の6月15日の写真
このときも、ポール君は興奮ぎみ

2014年11月2日日曜日

ブラッドオレンジ  Blood Oranges

秋の深まりとともにブラッドオレンジの緑色がだんだん薄らいできました。
去年は裏年だったモロは、今年は沢山の実を着けています。数えてはいませんが、20個はありそうです。2-3月の真冬に真っ赤な果皮のオレンジを眺めるのが楽しみです。

Moro

地植えにして1年ちょっと経ちました。樹高はほとんど伸びていませんが、枝が茂ってきたので鉢植えのときよりもガッシリした樹姿です。

 
 
タロッコは、去年の豊作から一転して今年は2個しか実が着いていません。おまけにエカキムシの害に会い、葉っぱの先々はヨレヨレになっています。モロやさせぼ温州の直ぐ傍に植わっているのに、タロッコだけがエカキにやられました。
Tarocco

2014年11月1日土曜日

アップルタルト  Apple Tart

昨日買った大きなリンゴが、紅玉のように固い果肉だったので、煮てタルトの材料にすることにしました。リンゴだけのタルトでは面白みがないので、カスタードクリームとの組み合わせにしました。

3個全部使って、内径20cmの深鍋でさっと煮ます。水は加えず、リンゴと砂糖だけ。厚鍋は熱効率が良いので、砂糖を絡めながら数分加熱したら火を止めて、フタをして完全に冷めるまで放置すると、砂糖が沁み込んでしんなりします。リンゴが冷えたら鍋から取り出して、果汁を水切りしておきます。この果汁は後で使うので捨てない。

その間にタルトのシェルを準備。ペイストリーを焼く前にフォークでグサグサ突いておくと、生地の膨張を防げます。軽く茶色になったらオーブンから取り出して完全に冷ます。

タルトシェルを冷ましている間にカスタードクリームを作ってシェルに流し込みます。プロは、カスタードクリームをシェルに敷き詰めるとき、絞り袋を使って綺麗に詰めますが、私はゴムベラで簡単に。まだカスタードが完全に冷めないうちに敷き詰めると、何とか隙間ができずにすみます。

完全に冷えたリンゴを、カスタードクリームの上に外側から順に敷き詰めます。中心はそのままだと見栄えがしないので、「花」を作る。これでほぼ完成。

仕上げは、とっておいたリンゴの果汁を茶こしで漉して果肉のゴミを取り除き、ゼリー液を作る。これをハケでタルトの表面に塗ります。こうすることで、より美味しそうに見えるし、冷蔵庫で保存するときの乾燥防止に役立ちます。さらに、ゼリー液がリンゴ片のつなぎ役になるので、タルトを切り分けるときに形が崩れにくくなります。

タルトを切り分けたら、軽くホイップした生クリームを添えて食べます。

生クリームがリンゴの酸味を和らげてくれるので相性が良いです。

外は雨  Boring rainy day

今日は朝から雨で、タイガの散歩も短めに終わらせています。

いつもは早朝散歩の公園からの帰りに、小鳥たちの大好物の猫じゃらしを摘んでくるのですが、今日はそれができなかったので、庭のバジルを与えました。

メスは相変わらずのワガママで、バジルを独り占めです。野菜をさっと水切りして与えると、メスは必ず野菜をお風呂にします。
The female loves vegetable "bath"

野菜についていた水が羽につくと、水浴びの気分になるようです。

逆さになって容器の水を飲んだり。。。。。

オスが近寄らないように睨みを利かせながら葉っぱを齧ったり。
本当はオスだってバジルを食べたいのですが、メスが怖くて近寄れません。



インコのメスがひとりで大騒ぎしている間もタイガは退屈し切って、グアバの横でふて寝。ホットカーペットは、グアバ、タイガ、小鳥のみんなの役に立っています。

Taiga enjoying the electric carpet