2014年10月11日土曜日

ライム収穫  Lime fruit

9月24日に届いたライム苗は、当時ついていた蕾が開花して、その後も幼果が落ちずにいるので、苗への負担を減らすために、1個だけある実を収穫することにしました。
Tahiti Lime

この↓実は、苗の配達当時に薄緑色でついていたもの。

これ↓は、我が家で最初に咲いた完全花からの幼果。

これ↓は、2つあった完全花のうち2番目の花からの幼果。
順次咲いたので、どれも自己の花粉で受粉させました。ちなみに、配達当時ついていた不完全花は開花が合いませんでしたが、花粉も無しの様子でした。


先日購入したグランドレモンの実とのサイズ比較。
Grand Lemon (left), & Tahiti Lime (right)

こちらは、今年が初成りだったカボスの最後の実との比較。来年以降は、どちらももっと大きな実に育てたいです。
Tahiti Lime (left), & Kabosu (right)


切ってみると、こんな感じ。写真では両方、実物の色よりも黄色味が注しています。ライムの方は、実際は透明感のある鮮やかな緑色でした。

風味は、文句なしのライム! リスボンレモンが「これぞレモン!」という風味なら、今日収穫したライムは、青臭さのある本当にライムらしい強烈な風味でした。スーパーで売られているライムは香りが全然ないので、やはり自家栽培が最高です。
Tahiti Lime (left), & Kabosu (right)

2014年10月9日木曜日

ジャボチカバの成長  Jaboticaba

今朝、ベランダの植物を眺めていたとき、ジャボチカバをみて「先日の台風の湿気でカビ?!」と思い、その白っぽい塊を指の腹で除けたら抵抗感がありました。その跡(写真の丸印)には浅緑色の傷があったので、カビに見えたものはどうやら蕾の第1号だったようです。

この苗を買ったのは2000年秋で、配達された当時は40cmの楊枝苗だったので、開花までは7,8年はかかるだろうと覚悟していました。なので、まさか4年後の今、蕾が出ようとは思ってもいませんでした。

となると、他には?と思い、左側の幹をよーく見ると、デジコンでは写らないほどの小さなポチがあちこちに吹き出ています。どうやら本当に開花苗になりそうです。

Jaboticaba first flower buds, too small to see but they are there!

でも、今回の出蕾で収穫は全く期待していません。なぜなら、冬の間の管理をさぼったため、今年の春にガクンと作落ちしたところからの回復途上にあるからです。現在、枝は春からずっと剪定なしでもスカスカの状態です。もしかしたら、生命の危機感からの出蕾かも。

それでも、開花、となると嬉しい!  大葉ジャボ、万歳!

2014年10月8日水曜日

グランドレモン  Lemon

地元JAで「グランドレモン」というタグのついた実付き苗をみて、つい、つい、手が伸びてしまいました。ついでに、手頃な値段のリトルエンジェルの小苗もゲット。

レモンの方は、大きな実が5個ついているので、目先の楽しみの誘惑に負けた格好です。
もう、鉢の置き場所にも困っているというのに。

ちなみに、"Grand Lemon" で検索しても海外サイトではヒットしないので、日本で売られている「グランドレモン」は何かの交雑品種なのでしょうか。葉っぱはサイパンレモンの葉にそっくりですが、実はずっと大きいので、来年の花の色や着き方に興味あります。



レモン苗をポットから出してみると、根っこは巻いておらず素直に下に向かって伸びていたので、とても健康そうでした。根鉢を崩さずに9号菊鉢に植えたので、元肥を吸収して年内にかなり根を張るでしょう。

2014年10月4日土曜日

サルナシ「ファントム」  Baby kiwi

地植えにしてあるサルナシのファントムは、去年と今年、全く成長していません。柑橘苗2本に挟まれた場所なので、根っこが張っていないのかも知れません。そこで挿し木苗を作り、鉢で育ててみることにしました。現在、地植えになっているのは、根っこを掘り起こしても枯れずに済むのか不安ですが、落葉期になったら場所代えする予定です。

9月の始めに庭挿しにしておいたものが、まだ枯れていないので進捗状況を確認です。

発根はしていませんが、カルスが形成されているようです。

そこで、中粒赤玉で鉢に移して越冬させることにしました。


犬の散歩で行く城北公園にはサルナシの棚があります。写真↓ の棚の左半分がサルナシで、右半分はアケビです。アケビのツルは五つ葉だけなので、実は成ったことがありません。

サルナシは、雌雄があるのか、向かって左のツルにだけ、毎年沢山の実がなり、左から2番目の柱に隠れて伸びているツルは実を着けません。

左端のツルの実は現在、シワシワになってちょうど収穫時期ですが、届かないので見るだけ。毎朝何個か下に落ちていますが、舗装された地面に落ちるので、生卵のように潰れてしまいます。去年、1個だけ草の上に落ちていたのを味見したら、とても美味しかったです。
 

常緑ヤマボウシ「月光」 Hongkongensis "gekkou"

昨日、夕方散歩からの帰り道、近所の「月光」のある家の前を通ったら、ちょうど奥さんが前の道を掃除中で、月光の話になりました。「そろそろ色づいてきたので味見にどうぞ」と数個いただいたので、その場で2個味見し、残りは写真を撮るために今朝まで置いておきました。

本来なら11月まで待って樹上完熟させたいところですが、味見を楽しみにしていた私は勧められるままにいただきました。

まだ早めなので、果皮は真っ赤ではありません。

でも、甘い! 食感は、渋柿の渋が完全に抜けて極甘になったような感じです。果肉はドロドロで、風味が柿っぽい。ただ、ザラ目の砂糖のようなザラザラしたものも入っています。また、比較的大きな種が1、2個あります。

常緑ヤマボウシなので、秋には真っ赤な実が緑の枝葉を背景に、とても美しい姿になります。おまけにこのような美味しい実が採れるなら、ベリーの成る木としても育てるのに大満足です。

今年の6月に買い直したうちの月光はというと、枝先を摘みながら樹形を作ったら、こんな感じになりました。葉は、写真よりも実物の方がずっと美しいです。

良く見ると、来年用の蕾が出始めています。

2014年10月2日木曜日

秋の気配  A hint of autumn

城北公園は少しずつ秋めいてきています。いつもタイガを走らせる「教習所跡」から中央公園の木々を眺めては秋の進み具合を感じています。
 

秋といえば定番のキンモクセイも今が開花ピーク。
 これだけ本数があると、その匂いに圧倒されそうです。

イチョウの実もミカン色に色づいていますが、デジコンでは実がよく見えませんね。

これ↓ は、ナンキンハゼというそうで、今はまだ緑色の実が熟してくると、野バトなどの野鳥が食べにやって来て、木全体が野鳥だらけになって枝が揺れます。


自動車の教習所跡は、公園に改造された後も元からある人口の築山3ヵ所を生かしているので、タイガは猛スピードで上り下りしながら駆け回ります。

公園は楽しいね♪
Kai ken, at 1 year and 5 months old

そこへ、ハバニーズの子が到着。タイガより半年くらい下の子です。
Havanese, one year old
名前は忘れてしまいましたが(!)、2頭は仲良しです。この子はタイガと同じく子犬のときから物怖じしない落ち着いた犬なので、お互い気が合うようです。
ロングリードは直ぐに絡まって危ないです。

ここで小休止。

おやつを上げる前に、まずは犬を落ち着かせてから(これ、シーザー・ミランの教えのとおりです)。
とは言っても、おやつを見たとたんに興奮。



2014年9月26日金曜日

斑入りグアバの取り木 Guava variegata, air layering

夏の間に取り木を掛けておいた斑入りグアバは、相変わらず樹勢が貧弱なので、今年の実の収穫は諦めて枝を切り離すことにしました。取り木を掛けた目的は、(a) 台木の根っこが脆弱か、あるいは (b) 台木との相性が悪い、のいずれかが原因で樹勢が弱いなら、自根苗にすればもっと丈夫に育つかもしれないことを確かめるためです。

年内の暖かい期間を最大限、活用するには早いうちから切り離すのが合理的なはずです。


アルミフォイルを外すと、こんな感じに根っこが見えています。
 

枝を切り離した後の親株。

水ゴケを取り払うと、意外と根っこが少ない。

水はけ確保のために、中粒赤玉と野菜用の土を1対1の混合、かつ無肥料で植えつけ。この後、実の着いている天辺の5センチほどをカットしました。
何とか、年内に根を張ってほしいです。
 

食糞! Eating someone else's muck

タイガは今日、過去7日間で3回目のシャンプーをしました。21日の日曜日に恒例の週末シャンプーをした翌日、公園で他の犬のフンを見つけて大喜びで首から肩にかけてスリゴロしたからです。私が傍へ行って、こすり付けているのがウンコだと分かって大声を上げたとたんに飛び起きましたが、その際、ウンコの塊が首輪近くのリードにめり込んでぶら下がっていて、それをパクリとやったかと思うと、私の目を見ながら嬉しそうにムシャムシャしていました。もう、リードはもとより、タイガの首、肩、口がウンコまみれでとんでもないことになってしまいました。即、家に連行してシャンプー。乾かした後も、首の部分が何とはなしに臭い。

で、数日間ガマンした後、今日は秋晴れの暖かい日なので、仕上げのシャンプーをすることにしました。

ポリポリして、どこか痒そうだし。。。。。
 
シャンプーしようっか?

エッ?
 

シャンプーの後で、辛さをジッとガマンのこの表情、甲斐犬の風情が出ています。
この後、ご褒美の散歩に連れ出し、ギラギラ太陽の下でドライヤーだけでは足りない分も乾して完成。

2014年9月24日水曜日

ライム苗! Tahiti Lime

種無しカボスを毎日楽しんでいるうちに欲が出て、ライムも欲しくなりました。数年前にリストラした「ライム苗」は、どう考えてもライムのタグが着いたレモン苗だったので、今度こそ本物を試すことにしました。ネットで普通に検索してヒットする聞きなれた店では、これといった苗は出てこなかったのですが、いろいろな角度から探して、2日前に遂にいきついた店で注文しました。苗代金は1,500円と安いのに、九州―東京間の送料が1,400円というのは少し残念でしたが、ポイントを利用して2,500円に収まりました。

あっという間に今朝届いた苗の箱を開けてみると、秋枝の頂点には蕾が!

下の方には大小の蕾が着いていて、輸送途中に落花した1輪の花が箱の底で芳しい匂いを放っていました。
 

こちらは受粉直後に花びらが落ちた状態。

そして、下の方の枝には実が!

たぶん2年生の苗ですが、もう開花・結実に至るなんて、ライムとしては珍しい。
あの値段で実付き苗が来るとは思いもしませんでした。また嬉しいことに、ライムは3倍体なので受粉させても結果率が3-6%などと、非常に実が着きにくいような記述をよく目にするのに、この苗に関しては結実率の心配はしなくてよさそうです。さらに、秋枝にも花が咲くということは、気温さえ高ければ四季成り性もあるということでしょう。

この苗の葉っぱを見るにつけ、以前育てていた「ライム苗」とは異なるので、リストラした苗はやはりレモン苗だったと確信しました。

10号ロングスリットに植えつけ。この後、V字型に伸びた秋枝を半分に切り詰めました。葉っぱが
柔らかくて、とても良い香りがします。

この実↓ は、10月には収穫できそう。



9月26日