2014年6月15日日曜日

「月光」再び  Cornus Honkongensis "Gekkou"

春先に買った常緑ヤマボウシ「月光」が枯れてしまったので、違うお店で買い替えました。前回のは25cmほどの接ぎ木苗でしたが、今度のは4年生だそうです。

Cornus Hongkongensis "Gekkou"

2本の株立ちに近い挿し木苗のようです。鉢植えで管理するので、剪定せずそのままにしておきます。

同封されていた説明書に従い、鹿沼土と腐葉土の組み合わせで植えつけ。鉢は10号ロングスリット鉢です。

前回の苗よりも花数は少ないですが、花柄の大きさから確かに「月光」のようです。この苗はまだ咲き始めたばかりですが、開花が進むにつてて花弁が大きくなり、白くなります。


ちなみに、「月光」とただのホンコンエンシスとの違いは、近所の植木で確かめられます。

これ↓ は個人のお宅にある2.5mほどの木で「月光」です。秋には真っ赤な実が鈴成りです。
(従来のホンコンエンシスは、道を挟んで向こうに写っているマンションの脇に植わっています。)

Cornus Hongkongensis "Gekkou" 
 花付きがよく、また花柄が大きいのが「月光」。この木は毎年1ヶ月近く花が持ちます。


マンション脇のホンコンエンシス↓ は2m弱の樹高で、花は下の方に数輪着いてるだけです。
Cornus Hongkongensis

 花柄はとても小さく、また花弁のように見える部分(厳密には苞)が4枚揃いではなく5,6枚のものがあったりで、バラバラです。

新しいお友達  Meeting new friends

公園でボルゾイの2頭引きの子たちに初めて会いました。白黒の方が8歳の「エカテリーナ」嬢で、左の小柄な方は生後5か月の「ポール」君だそうです。
Borzois

5か月の子犬の方は元気一杯。

近くの花壇に咲いていた花。黄色と青紫の組み合わせが奇抜で好きです。


早朝散歩のいつもの草地へ行くと、初めて見る小型の黒柴がいました。
Black Shiba

この3匹の中では、1歳と1ヶ月ちょっとのタイガが一番年長者です。早速じゃれ合います。

こちら↓ も初めての子で、ハバニーズだそうですが、生後数か月で既にコートが長くてどんな顔なのか全然見えません。
Havanese



遅れてやってきたジュディーをタイガがつかまえて、いつものプロレスが始まりました。 皆がいるど真ん中でこれをやるので迷惑します。
 
 

 
 タイガは換毛が終わり、すっかり夏毛になりました。蓑毛は相変わらずキラキラしていて、触るとサラサラです。

2014年6月14日土曜日

イチジク挿し穂を鉢上げ  Fig tree cuttings

わたなべさんからいただいた「ゴールドファイガー」の挿し穂がだいたい落ち着いたようです。2月18日に届いて、春先には葉っぱが出始めましたが、5月の暑さと乾燥で全て落ちて、その後新たな葉っぱが出て今の状態になりました。2度目の芽吹きで発根が確実になるので、ちゃんとした用土に植え替えすることにしました。

ちなみに、「ゴールドファイガー」という品種を海外で探してみると、仏、英、米のサイトでは見当たらず、近そうなものはドイツのサイトでこういう↓ 乾燥イチジクでしか見つかりませんでした。

http://www.keimling.de/goldfeigen.html

乾燥果をよーく見ると、日本の「ゴールドファイガー」苗のサイトにいつも出てくる黄色い実の写真から、「乾燥後」のバージョンとしてうなづけないこともありませんが、上掲のサイトはスペイン産の乾燥イチジクを販売するものなので、「Goldfeigen」は、品種名というよりは俗称的なものに思えます。
ちなみに、カタカナ表記すると「ゴルトファイゲン」。単数形(1個の実)なら「Goldfeige (ゴルトファイゲ)」。また、dの後に母音が着いていないので、濁らない「ト」になります。結局、来歴は不明なまま。

3本の挿し穂のうち、手前の2本が生きているようです。

後ろの1本は完全に枯れていますね。

鉢から出してみると、根っこは予想したよりも少ないですが大丈夫でしょう。
この後、有効な挿し穂をそれぞれ7号鉢に植えつけました。

トリプルクラウンのシュート  Triple Crown shoots

ブラックベリーのトリプルクラウンは、地植えにした勢いで数本の太いシュートが出てきました。長いものは1.2mくらいあるので、写真を撮った後は摘芯しました。こうすることで樹高を抑えるだけでなく、枝の分岐が起きて来年の花数が増えると見込んでのことです。
 
Blackberry:  Triple Crown

苗の購入元の井戸園芸さんの話では、「地植えにすると収量アップ」とのことでした。今年の様子を見ていると、後から続々と新梢が出てきて花房を付けるので、いつが開花のピークか分からないくらいで、なるほどこれなら収穫量が増えるでしょう。

グアバの発芽その後  Guava seedlings revisited

一週間前から発芽が始まった実生ルビースプリームが、今朝で17個になっていました。
20個入りのビニールポットを買って来たので、間引きをかねて10個だけ鉢上げすることにしました。勢いの良いものほど早く発芽するわけではないかもしれませんが、約50個の種を蒔いたので、ギチギチになる前にスペースを開けるためです。

「発芽苗は2葉がついているうちなら移植しても弱らない」という内容のことをどこかで読んだ記憶があるので、2葉だけしかない今ですが鉢上げを実行。

Guava: Ruby Supreme seedlings

個別のポットに移動しただけで、苗が大きくなったような錯覚を覚えます。今の気候はグアバにとって最適な条件がそろっているので、ポットに植わって伸び伸び育つでしょう。

実生苗なので、発芽したもののうち3個は2葉の真下の部分が赤いものがあります。これは将来、実がなったとき、果肉が他のものよりも赤い可能性があるので、少なくとも1本は最後まで育てる予定です。


先日、挿し穂を卒業し普通の用土に植え替えられたブラジルグアバは順調で、大きい方の苗は地上50cm位のところで摘芯しました。使用している鉢は、8号鉢です。

葉っぱは、これまで見たことないくらい巨大です。

2014年6月8日日曜日

ラズベリー新顔  Raspberry new plant

今朝、地元のJAで見かけて、あまりに安かったので買ってしまいました。品種名無しで出品されていました。。


実がたくさんついています。

下の写真↓ は、左が今日買った苗のもの、右がジョーン・スクワイアで、食べ比べをしました。さすがにジョーン・スクワイアの方が、食味は良いです。種が小さく、風味も優れています。が、用途が多様なラズベリーはいくら収穫しても困ることはないので、これも大歓迎です。(注:後日、いろいろ調べているうちに、どうやらこの苗はサマーフェスティバルのようだと思えてきました。)

Variety unknown (left),   & Joan Squire (right)

暇すぎ  Rain is boring

今日も雨! 私は雨合羽(昔は「アノラック」と呼ばれていたものが、今は「レインスーツ」として売られていました。)を着こんで、タイガを自転車引きで城北公園まで連れていってますが、それ以外は家の中なので、タイガは食っちゃ寝の毎日です。同情して、今日はまた太りそうな大好物をご飯として与えたので、当分痩せられそうにありません。タイガは、大好物のものを食べた後は、よほど幸福感が高まるのか、ネコのようにスリスリして来るのがとても可愛いです。

せめてコットンボーンで暴れ回っていれば、少しはカロリー燃焼になるかも。
 
 
 

 

2014年6月7日土曜日

グアバの発芽  Guava seedlings

以前から欲しかった「ルビースプリーム」の種を入手できたので、5月の始めに蒔きました。
これまで、ヤフオクで買った種を2度蒔いたことがありますが、いずれも3、4ヶ月経っても発芽しなかったので、海外から送ってもらった今回の種も発芽するか自信がなかったため、種の写真を撮りもしませんでした。

届いた種は、薄葉紙のように乾燥した赤い果肉で覆われていました。種を蒔く前の数日間、水に浸しておいたら水が赤く染まって、ローズヒップティーのような甘酸っぱい香りがしました。乾燥してこれなら、本物の果肉はどんなんだろう、と想像してしまいました。

種が新鮮だったのか、蒔いて1ヶ月ですが、最近の真夏のような暑さで発芽し始めたようです。

最終的に何粒が発芽するか分かりませんが、勢いのよさそうなものを20個ほど鉢上げして様子を見、今度の秋には10株ほどに減らして越冬させ、来年の今頃まで生きていたなら、更に勢いの良いもの5本を選抜して様子を見る予定です。

ルビースプリームは、糖度が高く、かつ種が少ないそうで、グアバの欠点を解消したような品種です。ただし、実生苗の実はどうなるか未知数です。

Ruby Supreme seedlings

雨の散歩  Walk in the rain

東京は雨の3日目。特に昨日、今日と雨足が強くて、長時間の散歩には向きません。
一階のリビングで退屈しきったタイガがコットンボーンを投げまわしている音がしたので階段を降りていくと、私が部屋を覗くまでにはサッと態勢を変えたようです。こうやって↓ ドクロを巻いて小さくなり、チラッと悲しそうな視線を投げかけた後は、目をつむってしまいます。本犬は、これで飼い主を操っているつもりなのでしょう。

しょうがないので、自転車引きで公園まで行くことにしました。今日の早朝散歩は歩きだけだったので、「小」の用しか足しておらず、「大」のためには走るのが一番です。

A lugubrious look.  "Take me out for a run!"



土砂降りの雨ですが、タイガはレインコート無しで。手術後の体力回復のために、かなり自由に食べさせていたので最近また体が丸くなってきて、レインコートのボタンが締まらないからです。

湿った草の上で腹ばいになるのが心地良いのか、満足そう。

横から見ると、やっぱり太いわ.......


丘から降りてもっと湿った場所を見つけて、スリゴロを始めました。


帰宅して玄関でいつものようにタイガの足拭きを始めようとしたらスリ抜けて、リビングへ一直線。
やられた! 雨で洗濯もままならないというのに。


シロツメクサが好きなあまり、雑草とはいえわざと玄関先に植えていますが、変異のある葉っぱに気づきました。

分かりづらいですが、これ↓ は6枚葉。
こちら↓ は四つ葉。

2014年6月1日日曜日

フェイジョア開花  Feijoa blossoms

ウィキトゥは去年の4月以来、樹高30cmから急激に育って、今では180cm超えになりました。
ただ、晩秋までに枝が充実していたのは苗の下3分の1くらいだったので、蕾が出たのも下の方だけです。主幹型のとても素直な樹形にスクスク育っているので、樹高が2m位になって摘芯すれば、この夏の間にまんべんなく枝が出てくると思います。来年の開花が楽しみです。

ニュージーランドの個人のブログによると、ウィキトゥは毎年軽く剪定するだけで、樹高を2m前後に保ちながら沢山収穫できるそうです。

Feijoa: Wiki Tu
 Wiki Tu


去年、フェイジョアを地植えにしたとき、早生、中生、晩生の順に、ニキタを隣家の樹木の陰になる最も南側に、真ん中にアポロ、次いでウィキトゥを配置しました。日光の当たり具合が良かったのか、ウィキトゥは昨日から、ニキタは今日から開花しています。アポロは、去年の移植時に地上1m超のところでバツンと切断したので、残った2、3の枝には全く蕾が出ていません。ニキタとウィキトゥの間に植えて、いずれは寄せ接ぎして2本だけに統合するのが目的です。
 
ニキタは大実品種だそうですが、とてもコンパクトらしく、アメリカのサイトでは成木の樹高で:
Size at Maturity: 5-6 ft. in height
と表示されています。5フィートなら、私の身長よりも低い!  
その矮性のせいか、今年の春に伸びた樹高は5cm位で、現在の樹高は約170cm。
 
現在、主幹型の中央部に全く枝が無いので、花がついているのはダンベル状で、下の方と天辺の方に2局分化されています。これ↓ は地面近くの枝。
 
Feijoa: Nikita

こちら↓ は苗の先端近く。
Nikita