2013年5月12日日曜日

津の輝き、麗紅 tangerine: Tsunokagayaki & Reikou

ミカンの津の輝きは、今年はじめて蕾が着きました。その割には沢山着いているので、もしかしたら1個でも収穫できるかもしれません。

初収穫を確実にするために、花粉提供では最強のポンデローザの花粉を付けておきました。



花は微香程度ですが、天気が良いので花ハチもやって来ました。背中に着いているのは花粉?



ベランダの麗紅も開花です。こちらは3年前くらいから、花がゴツゴツ着くようになりました。















2013年5月11日土曜日

レモンの開花  Ponderosa & Sweet Lemonade

今日は生憎の雨ですが、レモンの成長にとっては良い季節となりました。

ポンデローザは3月1日から外に出してあります。寒波が来るたびに葉焼けしたので、4月に入ってからは剪定してスカスカの風通しの良い状態にしました。
苗の根本までびっしりと花房が着いています。
大実レモンなので、花もそれなりに大きく、メシベの柱頭は直径数ミリにもなります。 

この実は、去年の10月の開花からのもので、同時期のがもう1個あります。これらとは別に、冬の間の開花から、幼果を2個、残してあります。冬季、暖房のある部屋で管理すれば、本当に四季成りのレモンになるようです。写真の実↓はまだまだ幼果ですが、夏の蒸し暑い気候になれば一気に肥大するでしょう。
 
5月13日現在
 

スイートレモネードは、ベランダで風に当たっているうちにほとんど丸坊主になりました。写真に写っているのは、春の新芽です。

例年だと4月までには完全に黄色く色づいて収穫していたのに、今年はまだ緑色が残っています。
花が咲き始めたので収穫することにしました。

スイートレモネードは、春まで樹上に残しておくと、酸が抜けて生食に向きます。より具体的には、酸味は果肉がピンクのネーブルオレンジ程度、甘味は「はるか」程度です。


2013年5月6日月曜日

田口早生の開花 tangerine: Taguchi Wase

うちでは柑橘類の開花ラッシュ中ですが、今日はミカンの田口早生の開花が始まりました。

麗紅や、今年初めて蕾が着いている「津の輝き」の花は小さくて貧相なのに対し、田口早生の花はオレンジ並みに立派です。ただし、香りは遥かにマイルドです。

田口早生は名前はダサいですが、立派なPVP品種です。






去年、おととしと、数輪しか咲かなかったのが、今年は初めて苗全体に蕾が着いています。これなら初収穫が期待できそうです。

2013年5月4日土曜日

東洋クワの味見 Oriental Mulberry

東洋クワが1個だけ良い色になってきたのでイジイジしていたらポロッと取れてしまいました。

販売元のサイトでは、糖度が15度-17度という表示になっていました。今日の1個は4cm弱で、まずまずの大きさです。味は、甘味と酸味が強くてジューシーで、個々のツブツブも弾力性があり、最高の食感でした! こんなに美味しい桑は初めてです。(過去に、スイートマルベリー、鈴成り桑、ポップベリーを育てたことがありますが、どれも決して美味しいものではありませんでした。)

唯一の難点は、生理落果が多いことです。鉢の受け皿に毎日水を貯めた状態にしてからは落果が止まりましたが、これが初成りだからなのか、品種特性なのかは来年以降に判断します。西洋クワの方は、小苗ながら未だ1個も落果していません。

斑入りレモン開花 Lemon Variegata

斑入りレモンのピンクレモネードの開花が始まりました。去年の3月に棒苗で買ったものが、1年であっという間に成長して、今年は沢山の蕾をつけています。

枝は私が誘引したのではなく自然に垂れるように伸びました。去年の4-5月に新梢が伸び出したとき、強い朝日に当たるたびにクタッとなり、夕方には起き上がっていたのですが、結果的には垂れたようです。

花は、花弁の裏が薄紫のままで、表の白とのコントラストが美しいです。

蕾の着き方は、ポンデローザのような大きな房状ではなく、葉腋に普通の花と不完全花が2,3着くような状態です。また、蕾は、今年の春に出た新梢にではなく、前年の古い枝に着いています。


2013年5月3日金曜日

梅の幼果  young fruits of Ume plums

冬に買った南高梅は、4個だけ実が着きました。苗は根洗いをしてから植えたので、その直後に開花したときは未だ根があまり機能していなかったようで、蕾の4分の1くらいは咲かずに落ちました。
カメラのピントが近所の家に当たってしまいましたが、幼果の今日の様子です。

4月に枝がびっしり着いたあと、主幹を覆うようにカイガラムシがついていたのでハシデトールして、枝も剪定しスカスカにしました。ルビーカイガラムシで主幹の色と全く同じだったので、つい最近まで気づきませんでした。



花梅の大盃は、この↓状態から枝が沢山出て密集状態だったので、カイガラムシがつく前に枝を間引いてスカスカにしました。

大盃は単独で開花していたのに、どこかの梅の花粉をつけた昆虫がやってきたらしく、こちらも全部で4個の実がなっています(1個は写真に収まっていませんが)。興味深いのは、枝を剪定したとき、直後の切り口が赤葉グアバの枝の切り口のように赤紫色だったことです。

2013年5月1日水曜日

グレンプロセン開花 raspberry: Glen Prosen

ラズベリーのグレンプロセンの開花が始まりました。狭い場所で小規模栽培なので、沢山は収穫できませんが、アイスクリームなどのスイーツに利用するのに貴重です。昨年12月に届いたトリプルクラウンは、蕾の気配もありません。

2013年4月29日月曜日

ブラッドオレンジ開花 Blood Oranges in bloom

 ブラッドオレンジのタロッコの開花が始まりました。まだ数輪しか開いていませんが、それでもベランダは芳しい香りでパラダイスのようです。
Tarocco

 タロッコは、 去年はほんの10輪ほど咲いただけでしたが、今年は苗全体に花がびっしり着いています。

 


モロは去年の初開花で11個も成らせたので、今年は裏年なのか、花の数が少ないです。モロとタロッコの裏年が交互になれば、一人で消費するにはちょうど良さそうです。
興味深いのは、メシベの柱頭が赤いことです。モロという品種の特性なのか、うちの苗がそうなのか分かりませんが、花の大半がこういう赤い柱頭をしています。
Moro

2013年4月27日土曜日

接ぎ木の成果 Results of grafting

去年の11月に接いだ、プルーンのラストダンス →  ビッグパープルが活着したようです。ビニール袋をかぶせる代わりに、キヨナールを接ぎ木テープの上に塗って冬の乾燥防止にしました。

こちらは3月にプラムのトパーズをビッグパープルに接いだもので、乾燥防止はキヨナールだけです。この時点では、まだ活着については断定できないかもしれませんが、3か所接いで、これ1本のみが枯れずにいます。
 
ラストダンス →  ビッグパープル(2011年3月の接ぎ木)


バイオチェリーの幼果が育ってきました。去年はジャムに利用したら美味しかったです。

2013年4月20日土曜日

夕紅に蕾 persimmon flower buds

今年が3年目の夕紅に初めて蕾が出ました。全部で10個くらいしかありませんが、単為結果性のある品種で実止まりも高そうなので、1個くらいは収穫まで行けるのでは、と期待しています。とにかく、春肥を追加しておきました。

朝倉サンショウ Japanese pepper

去年まで育てていた山椒苗は、「朝倉山椒」のラベル付きで買ったのに、育ってみると毎年、雄花しか咲きませんでした。なので、これ↓を今朝、園芸店で見て即ゲット。(そういえば、改〇園の「ブドウサンショウ」苗はいつ来るのでしょう。)

山椒は乾燥に弱いので、プラスチックの深鉢で植えつけ完了です。

写真がボケてしまいました。実サンショウであることは間違いないと思いますが、これが開花前なのか後なのかは、お店の人も分かりませんでした。

テープが付いているので、接ぎ木苗のようです。

こちらは西洋サンザシのクリムゾンクラウドの咲き始めで、ほんのり甘い香りがします。今年は開花が早いです。秋には赤い実が成ります。
Hawthorn: Crimson Cloud

2013年4月18日木曜日

日本サクラソウ  Sakurasou

去年の正月に八重の4品種を購入し、春には期待どおりの花が咲きました。今年はその4品種のうち1つは花が上がって来ず、あとの3品種のうち2品種は作落ちしています。しかも、今年はどれも一重咲きに変身! サクラソウって、クリスマスローズのように不安定なのでしょうか?

勢いの良いものから順に:




 こちらは最も気に入っている品種で、裏が紫、表が白です。もうひとつの品種で、裏がピンク、表が白のは花茎が上がっていません。




 クリスマスローズ、最後の2個の花が咲いています。去年は寒さに当たると赤い花になってしまいたが、今年は終始パステルピンクでした。

 こちらは去年の秋に植えておいたハナシノブです。グラウンドカバーになるそうですが、冬の間の葉っぱ(写真右上コーナーの茶色っぽい部分)と春に出た葉っぱの形状が全然違うのが興味深いです。草丈10cmもないので、足にひっかかることもなく、グラウンドカバーとして最適です。実物はもっと青い花です。

 こちらは十数年前からあるサギゴケ 。他の植物に押しやられ気味なのと、冬の間は姿を消すのでグラウンドカバーとしては不十分です。
こちらはハーブで、左がコバルトセージ、右がイタリアンオレガノで、肉料理に重宝しています。














 
こちらはおととし国○園から買った「オニヒカゲワラビ」。届いた時点で2本の根っこのうち1本はどう見ても生きているとは思えませんでしたが、なにしろ休眠期の根っこだったので返品するにも証拠はなし。それで去年の春まで待ってみましたが、何も出てきませんでした(写真右のワクのあたり)。今年も同様ですが、もう返品の期間はとっくに過ぎていると思うので、泣き寝入りですかね。何より不満なのは、どこが「オニ」なのか分かりません。実際に芽が出た部分は地上25cmほどにしかならない小型のシダ植物で、春の新芽が地上数センチの頃から葉っぱが開き始めるので、ワラビとして利用不可能です。これくらいなら、毎年草むしりしても家の裏で勝手に出てくる雑草のシダの方がよほど立派です。